腎機能が悪くなく、高血圧が続く場合には、食事療法として塩分コントロールが有効です。
1日の塩分は6g以内が目標となります。1日3食たべている場合は、1回2gが目標です。朝食の塩分が1g程度で少ない場合は、昼か夕食時に3gとっても構いません。
塩分コントロールすることで、薬の効きが良くなる場合があり、血圧が下がるかもしれません。尿蛋白が出ている場合は、尿蛋白量が減るかもしれません。
高血圧が長年続くと腎硬化症により腎機能が落ちてる場合がありますが、塩分コントロールをしっかりして、血圧をコントロールすると腎機能が保持される可能性があります。
血圧を下げる薬を2種類、3種類と複数服用している場合に、塩分コントロールすることで、薬の種類を減らせる場合があります。